No.152  エマーソン弦楽四重奏団のこと(その2)
 
 
 5月30日のエマーソン弦楽四重奏団のコンサート(藤沢リラホール)が大好評で、翌31日の紀尾井ホールに出かけた人も多かったようだ。31日の方はNHK(BS)がテレビ収録していたので、そのうち楽しめそう。
 ローレンス・ダットンも、本日のW.クリストに劣らぬ名ヴィオリストだと思うが、彼も子煩悩で、今アメリカで大流行のポケモンのグッズを袋一杯にして買って帰った。フィリップ・セッツァーも話していたが、ポケモンのブームはものすごいらしい。ちなみに「たまごっちは?」と尋ねると、「今は皆死んじゃってるよ(笑)」と答えた。もっとも、たまごっちがブームだった頃、小学校では児童が学校に持ち込むのを禁止したそうで、「じゃあ、その間たまごっちは誰が…?」ときくと、「ぼくら親が面倒見てたよ(笑)」とのことだった。
4人とも実に気さくでとてもいい人たちだった。あるCDにサインをねだると、デイヴィット(チェロ)が茶目っ気を出して、自分の顔にいたずらをした。フィリップも負けじと眼鏡とヒゲを加えた。

 さて、話を変えて、再びベルリン・フィルのこと。NHK衛星第2テレビでは7月16日(金)深夜2〜4時に、カラヤン追悼記念演奏会(モーツァルトのレクイエム)を生中継する(放送済)。指揮はアバドだ。昨日(7月10日)紀尾井ホールでシュトールに尋ねたところ、本日の演奏者は全員降り番とのこと。安永、クヴァントは(7月)18日に山形交響楽団とベートーヴェン三重協奏曲(ピアノは市野)、残るメンバーも(そのコンサートの)リハーサルがある(7月)14日はまだ飛行機ということだ。 
 ベルリン・フィルでもう1本必見 ― 7月23日(金)8:05〜10:45。'97年のジルヴェスターコンサート。CDにもなっているが、プレトニョフやギル・シャハムが出演(シャハムの「カルメン幻想曲」が超名演!)(当日は放送中止。別日に放送済)。
                          (1999年7月11日・ようよう ま 記)