No.162  響祐のこと。
 
 
 いきなり私事で恐縮だが、「響祐」とは1歳2ヶ月になって間もない、僕の息子のことである。「親バカ」とはなかなか巧い表現だと思うが、まさにぼくも親バカ(バカ親)である。
 「きょうすけ」と読む。妻も僕も音楽に関わってきているので、できれば子供にも音楽に興味をもってほしいと思い、響の字を名に入れてみたりした。お陰様で、今のところ音楽には異常なくらい関心があるようで、テレビでコンサートをやっていると、じっと聴いて盛大な拍手まで一人でしている。
 わが家の、というかわれわれ夫婦の悩みは、コンサートに揃って行きにくい、ということでさる。ほんとうは響祐にも早く生の音楽のすばらしさを多く経験させたいところだが、コンサートには聴き手としてのルールもあるから、もう少し辛抱しようと思っている。

・託児サービスのこと
 6月22日、都響を聴きにすみだトリフォニーホールへ出かける。はじめて響祐を託児サービスにお願いした日である。この日はマザーズという会社が行っており、0歳児だった響祐には1人、ベビーシッターがついてくださる。1週間前に料金(3000円)を払い、届いた書類に必要事項を記入し、開演15分前に預けた。子どもらの居場所は、この日はホールロビーにある主催者用の控え室。ほかに子どもが2,3人いただろうか。いろいろ用意されているおもちゃで遊んでいる。不安を抱きつつ、持ってきたおやつ、ミルク、おむつなどを渡し、僕ら夫婦は久々に2人だけでコンサートを楽しませてもらった。終演後、カーペットの上で遊んでいる響祐と再開。ベビーシッターからは託児中の様子、食べたもの、寝ていた時間、おむつ交換の記録など詳しい報告の紙をいただいた。
 妻のコメント:「とても安心して預けられました。おもちゃがたくさん用意されていて、子どもの興味がそちらにいきますね。担当の方が親を思い出させないようにうまくやってくれます。託児サービスのあるコンサートには是非行きたいと思います。他の方ももっと利用したほうがいいのでは・・・。意外と知れわたっていないみたいです。気分転換にもなるし、夫婦だけのデートもいいですよね。コンサート後すぐに会いにいける所に子どもがいるというのもいいと思いました。」
                               (2000年9月30日 ようよう ま 記)